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Exchange 学習帳

ExchangeやOffice 365の備忘録です。

予定表アイテムのログを取得する

3回目の記事です。
ご無沙汰です、、、

本日は予定表のログについてです。

Exchangeの運用に携わっているとよく予定表のトラブルに出会います。

 ・Outlookから編集した内容が反映されていない
 ・昨日作成した予定表アイテムが消えてしまった
 ・削除したはずの予定表アイテムが復活している

これらはOutlookをキャッシュモードで運用していたり、
自身以外のユーザーに対して[所有者]の権限を与えたりしていると起こる可能性があります。

Exchange Serverではメールボックスごとに予定表アイテムの作成/編集/削除のログを保持しています。
このログを参照することで、サーバー上で消えてしまったのか、
そもそもOutlookからサーバーに同期する前に問題が起こったのかなどを
切り分けることができるかと思います。

このログを参照するには、2つのコマンドを用います。
まず、保存されている予定表のログをmsg形式で出力します。

 

Get-CalendarDiagnosticLog -Identity <ユーザーのAlias> -StartDate "yyyy/MM/dd" -LogLocation <ログの出力先>

 

例:
Get-CalendarDiagnosticLog -Identity "user01" -StartDate "2016/04/06" -LogLocation "C:\temp"

 

このコマンドを実行するとLogLocationで指定したフォルダーに[<ユーザーのDisplayName>]フォルダーが作成され、そのフォルダー内にmsg形式のログが保存されます。

msg形式のログを次のコマンドで分析して、結果をCSVファイルに出力します。

 

Get-CalendarDiagnosticAnalysis -LogLocation <msg形式のログが保存されているフォルダーパス> -DetailLevel Advanced > <出力先ファイルパス>

 

例:
Get-CalendarDiagnosticAnalysis -LogLocation "C:\temp\User01" -DetailLevel Advanced >C:\temp\user01.csv

 

このコマンドを実行すると、<出力先ファイルパス>で指定したファイルパスにCSVファイルが生成されます。

CSVファイルには、ログを分析した結果として、予定表アイテムを作成、編集、削除、その内容などあらゆる情報が記載されます。

ログの期間を絞ればコマンドの実行自体にさほど時間はかからないので、一度実行して内容を確認するとわかりやすいと思います。

それでは今日はこの辺りで。
♯今月中にもうひとつくらい記事を書きたい

今回の参考情報は以下です。

Get-CalendarDiagnosticLog:
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd638102(v=exchg.150).aspx

Get-CalendarDiagnosticAnalysis:
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj552406(v=exchg.150).aspx

Troubleshooting Calendar issues with Exchange server
http://msexchangeguru.com/2015/05/20/troubleshooting-calendar-issues-with-exchange-server/