Exchange 学習帳

ExchangeやOffice 365の備忘録です。

削除済みメールボックスの保持期間を変更する

Exchange Server 2013/2016では削除されたメールボックスをメールボックスデータベース内に一定期間保持します。

その期間中はメールボックスを無効な状態のまま保持したのち、設定された期間が経過すると自動的に完全に削除されます。

削除済みメールボックスの保持期間は既定で30日です。

現在設定されている保持期間は以下のコマンドで取得できます。

 

Get-MailboxDatabase -Server <サーバー名> |fl MailboxRetention

 

組織内の全てのメールボックスデータベースに対して、保持期間を変更したい場合は以下のコマンドを実行します。

 

Get-MailboxDatabase | Set-MailboxDatabase -MailboxRetention <保持期間>

 

<保持期間>は、dd.hh:mm:ssの形式で指定します。

例えば60日と12時間に設定したい場合は、以下のように入力します。

 

Get-MailboxDatabase | Set-MailboxDatabase -MailboxRetention 60.12:00:00

 

設定可能な最大値は24855日です。

 

なお、以上のコマンドはオンプレミスのExchange Serverのみで実行可能です。

Office 365(Exchange Online)でも規定の保持期間は30日ですが、

このコマンドで保持期間を変更することはできません。

その代わりOffice 365では[非アクティブなメールボックス]という概念があります。

詳しくはこちら。

 

Exchange Online でユーザー メールボックスを削除または復元する:

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn186233(v=exchg.150).aspx

 

それでは今日はこの辺りで。

今回の記事に関する情報は以下で確認できます。

 

削除されたメールボックスの接続または復元:

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj863438(v=exchg.150).aspx

Get-MailboxDatabase:

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb124924(v=exchg.150).aspx

Set-MailboxDatabase:

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb123971(v=exchg.150).aspx